カラオケ、自分の腹式呼吸によって腹から出されるとんでもない空気の量によりによって喉が追いつかなくてめちゃくちゃ咳き込んでしまう
男性中心のコミュニティでは、そういう「大感情」が生じても言語的な通貨として使えない。たぶん男性の中にも「わかる」人と「わからない」人が混在しているんだけど、公には「わからない」が正しいとされる空気があるし、たまに表出すれば「ただの嫉妬」「相手は悪くないじゃん」という対抗カードがかなり強い力を発揮する。男性は女性に比べて無神経だとよく言われるが、実際にそうであるか以上に「無神経しぐさ」みたいなものがなんとなく共有されているところが違う。無神経しぐさが共有されている場では、内心はともかく合理性が優先されるから、理不尽巨大感情は早々に処理される。ときには男も男に毒入りのマシュマロを贈るが、それがコミュニティの形状に変化をおよぼすような連鎖を生むことはあまりない。